2026-05-18 · 10min READ
33歳・150社応募・2社内定 元薬剤師のエンジニア転職リアル
33歳・薬剤師からWebエンジニアに転職。150社応募して内定2社のリアルな数字、書類落ちの傾向、面接で印象に残った質問まで、転職活動の実態をまとめました。
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33歳・150社応募・2社内定 元薬剤師のエンジニア転職リアル
こんにちは、しばやま(@shibayama_wks)です。
私は2021年、33歳で薬剤師からWebエンジニアに転職しました。
数字だけ書くと、こんな感じです。
- 応募数: 約150社
- 内定数: 2社
「数字で語る、30代未経験のエンジニア転職のリアル」を、今日は書いてみます。
「これからエンジニア転職を考えている」という方の参考になればと思います。
私について
簡単に経歴を書いておきます。
- 約7年、薬剤師として働く
- 2021年、33歳でWebエンジニアに転職
- 2022年12月、フリーランスに転向
- 2026年現在、38歳・フリーランス4年目
エンジニア転職の話は、過去にも note でストーリー寄りに書いています。
👉 【30代未経験】退職してフルコミット!5ヶ月でエンジニア転職した1日のスケジュールと、やるべき2つのこと
この記事(今読んでいる方)は、より 数字と転職活動の戦略 に振った内容です。
応募150社の内訳
「150社」と聞いて、「エージェント経由でしょ?」と思う方が多いかもしれません。
でも、実態はほぼ直接応募でした。求人サイトを通じて、自分で応募ボタンを押し、自分で職務経歴書を作り、自分で面接日程を調整する。すべて自分の手で動かす形でした。
なぜエージェント経由ではなく直接応募が中心だったか。
これは「エージェントが期待ほど機能しなかった」というのが正直なところ。33歳・未経験ということで、エージェント側から「今からだとSESでも入れてくれるところは少ない」と言われたり、1回面談しただけで連絡が途絶えたり、ということがありました。
なので、自分で応募ボタンを押して、自分で道を切り開く、というスタイルになっていきました。
落ちた98%(148社)の傾向
150社応募して、内定は2社。
つまり、98%(148社)から落とされたことになります。
その傾向を書いておきます。
ほぼ書類落ち
落選の大半は、書類選考段階でした。
「面接にすら呼ばれない」のが、30代未経験エンジニア転職のリアル。
職務経歴書を送る → 1〜2週間後に「今回は見送り」のメール → 次へ。これを延々と繰り返しました。
落選理由の主因は「年齢」
書類で落ちる主な理由は、年齢だったと思います。
加えて、当時の私のスキルが、まだ採用基準を満たしていない部分もあった(スキル不足)。
「33歳でほぼ未経験」という属性は、求人市場では明確にマイナスです。これは事実として受け入れるしかなかった。
内定2社のリアル
応募150社、内定2社。その内訳は:
- SES企業(規模感不明、エージェント経由か紹介経由)
- 受託開発企業(社員10人くらいのスタートアップ)
両方からオファーをいただいた状態で、私が選んだのは受託開発企業でした。
なぜ受託開発を選んだか
決め手はシンプルで、「SES の働き方は自分には合わないと感じていた」から。
ネット上の体験談などを読む中で、未経験の自分が SES から入ると、スキルの幅が狭くなるリスクが高いと感じていました。
すべての SES 企業がそうではないとは思います。ただ、未経験で飛び込む最初の環境としては、自社内で複数案件に関われる受託開発企業の方が自分に合っていると判断しました。
(実際、転職後はその受託開発企業で1年半ほど働き、その後フリーランスに転向しています)
面接で印象に残った質問
書類選考を通過して面接に行けたのは、150社のうち多くはありません。それでも、その面接の中で印象に残った質問がいくつかあります。
「薬剤師なのに、なぜ転職を?」
これは、ほぼ全ての面接で聞かれました。
「安定した職業を捨ててまで、なぜ?」というニュアンスの質問です。
私は「FileMakerPro で業務効率化アプリを作った経験があって、エンジニアに興味を持った」と答えていました。
これは事実ですが、本当の理由は別にもあります。転職面接では、ネガティブな理由は伝えない方が良い、というセオリーがあったので、ポジティブな動機を伝えていました。
「なぜ Ruby を学んだのか?」
これも、結構聞かれた質問です。
正直に答えると、「スクールがそうだったから」としか言えません。私は意識的に Ruby を選んだわけではなく、通っていたプログラミングスクールのカリキュラムがそうだっただけ。
この質問に「意識的に Ruby を選びました」と答えられないのは、30代未経験 + スクール卒の弱点だと感じました。
もし「Web エンジニアとして長く戦うため、まず Ruby on Rails で基礎を固めようと思いました」と、戦略的なストーリーで答えられていたら、もう少し評価は違ったかもしれません。
学習する言語の選定は、面接の場でも「自分の意志」を問われる、というのは、当時の自分が学んだことです。
30代未経験エンジニア転職を考えている人へ
最後に、これから挑戦する人へのメッセージを書きます。
1. 30代でも本気で取り組めば、転職は可能
応募150社という数字は、確かに大きいです。
でも、148社からNGでも、2社からはYesでした。
「100社送ったらゼロ」みたいな結果ではなく、確率は確かに低くても、ゼロではない。
悲観するほど成功率は低くないと、自分は思っています。
2. 「自分の行動」に責任を持つ
エージェント任せにしない。スクールのカリキュラム任せにしない。
「次に応募する1社」を、自分で選ぶ。書類を、自分で書く。面接の対策を、自分でやる。
自分の転職活動の責任は、自分が持つ。当たり前のことですが、30代未経験のような不利な状況ほど、これが効きます。
3. 前職で培ったスキルを、しっかりアピールする
未経験エンジニア転職で評価されるのは、技術スキルだけではありません。
- コミュニケーションスキル
- 学習習慣
- 業務改善の経験
- 専門領域の知識
こういう「前職でしか得られなかった強み」を、職務経歴書・面接でしっかり伝える。
私の場合は、薬剤師として培った学習習慣、コミュニケーション、業務効率化アプリの自作経験などを、面接で繰り返し伝えました。
「過去のキャリアは無駄じゃない、新しい仕事に活きる」というスタンスで臨むのが大事です。
締め
33歳・150社応募・2社内定の話を、書いてみました。
数字だけ見ると厳しい現実ですが、「2社からはYesがもらえた」事実が、当時の自分を救ってくれました。
30代未経験で挑戦する方の、参考になれば。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
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