激薬連打

2026-05-19 · 9min READ

フリーランスに転向した「決め手」と、その後の変化

会社員エンジニアからフリーランスへ。転向の決め手、有休消化中の20件面談、転向後の変化と『想定外』までを書きました。フリーランス志望の方の参考に。

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フリーランスに転向した「決め手」と、その後の変化

こんにちは、しばやま(@shibayama_wks)です。

私は2022年12月、会社員エンジニアからフリーランスに転向しました。

会社員時代は受託開発企業に1年半ほど勤務、その後フリーランスに切り替え、現在4年目です。

今日は「フリーランスに転向した決め手」と「転向後にどう変わったか」を、当時の心境を交えて書きます。

「フリーランスに興味あるけど、決断のタイミングが分からない」という方の参考になれば。

私について

簡単に経歴を書いておきます。

  • 約7年、薬剤師として働く
  • 2021年、33歳でWebエンジニアに転職(受託開発企業)
  • 2022年12月、フリーランスに転向
  • 2026年現在、38歳・フリーランス4年目

転向の決め手:社内案件がなくなった

エンジニアに転職して1年半ほど経った頃、勤務先である変化が起きました。

受託開発企業なのに、社内で進める案件が減って、社員が SES に出向する流れになり始めたのです。

私自身も、近いうちに SES 出向させられそうな雰囲気になってきた。

転職活動の時から、自分は「SES より受託開発の方が向いている」と判断して受託開発を選んでいたので、出向される未来は避けたかった。社内で過ごす意味も薄れていく中、転向を考え始めました。

「少し迷ったが、即決気味」

フリーランスにいつかなりたい」という気持ちは、エンジニアを目指した時から、心の片隅にずっとありました。

ただ、「経験1年半でフリーランス」というのは、客観的には少し早い気もする。スキル不足で案件が取れず、すぐ会社員に戻る、という展開も想定しました。

それでも、決断は少し迷ったけど、即決気味でした。

理由は単純で、「今すぐ動かないと、SES 出向の流れに巻き込まれる」というタイムリミットがあったから。

「フリーランスを試して、ダメなら会社員に戻ればいい」と考えました。100%本気で挑戦するけど、失敗時のセーフティーネットも頭にある、というスタンスです。

有休消化期間中、20件の面談

退職を決めて、有休消化期間に入った時点で、案件獲得の動きを始めました。

利用したのはエージェントです。SESではなく、フリーランス向けのエージェント。複数社に登録して、案件紹介を受けました。

有休消化期間中だけで、面談は約20件組んでいました。

その中から、最終的に決まったのは 自社サービスの会社の PHP 案件

「自社サービス、自社開発」の案件は、フリーランスにとって人気が高いポジションです。コミュニケーションが直接的で、業務内容も自分主導で進めやすい。

「フリーランスの最初の案件」として、自分なりに納得のいくスタートが切れました。

転向後の変化

転向してから半年〜1年で、自分の中で実感した変化を書いておきます。

やりたい仕事を選べる

フリーランスでは、案件を自分で選べます

エージェントが紹介してくる案件の中から、「これは興味ある」「これはちょっと違う」を判断して、面談を受けるかどうか決める。

会社員時代は、上司が割り振った案件をやる、というスタンスでした。これがガラッと変わりました。

スキルレベルにちょうど良い難易度

自分で案件を選べると、自分のスキルより少し高めの難易度を意図的に選ぶことができます。

これがちょうど良い。簡単すぎず、難しすぎず。「成長しながら稼げる」状態が継続できる。

フルリモートで働ける

私が取れる案件は、ほぼフルリモート対応です。

会社員時代は、コロナ禍でもオフィス出社が多かったので、これは大きな変化でした。通勤時間がゼロになり、その時間を学習や副業や運動に充てられる。

後悔したこと(想定外だった点)

ポジティブな変化ばかり書いてきましたが、**フリーランス転向で「これは想定外だった」**という点もあります。

インフラなどコアな部分を任されにくい

案件によりますが、フリーランスは「機能開発の一部分」を任されることが多いです。

逆に言うと、インフラ全体の設計や、システムの根幹に関わるポジションは、社員に任される傾向があります。フリーランスは外部要員という扱いなので、機密性が高い領域や、長期的な責任を持つポジションは任されにくい。

これは、エンジニアとしてスキルの幅を広げたい場合、注意すべき点だと思います。

リーダー的ポジションを任されにくい

同じ理由で、プロジェクトのリーダー、チームのリードエンジニアといったポジションも、フリーランスには回ってきにくいです。

リーダー経験を積みたい方は、フリーランスより会社員の方が機会が多いかもしれません。

「フリーランス向き」「会社員向き」の境界線

これは個人的な意見ですが、フリーランスと会社員の境界線は、こう考えています。

会社員向き

自分が会社の中心になって動かしたい」という人。リーダー、マネージャー、CTO のような中核ポジションを目指したい人は、会社員の方が機会が多い。

フリーランス向き

いろんな仕事をしてみたい」「職場や仕事内容を自由に選びたい」という人。複数の案件を経験して、幅を広げたい人にはフリーランスが合う。

私の場合、後者の傾向が強かったので、転向は自分に合った選択でした。

これからフリーランスを考えている人へ

最後に、フリーランス志望の方へのメッセージを書きます。

ハードルは高くないと、私は思っています

「フリーランスは特別なスキルが必要」「3年以上の経験がないと無理」みたいな話を聞きますが、最低限「自分で自走できるスキル」があれば、十分に始められます。

私の場合、エンジニア経験1年半で転向しました。これは早い方かもしれませんが、それでも案件は取れたし、なんとか今まで4年続けてこられています。

完璧な準備ができてから飛び込むより、「動きながら学ぶ」覚悟があれば、十分にチャレンジできる領域だと思います。

締め

フリーランスに転向した決め手と、その後の変化を書きました。

自分に合わない働き方を避けたい」というディフェンシブな理由と、「いつかフリーランスになりたい」というポジティブな理由が重なって、今の自分があります。

参考になれば。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

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しばやま (@shibayama_wks)